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足にトラブルを持つ方のためのドイツ国家資格整形靴職人の店
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小児麻痺や脳梗塞、アキレス腱断裂、足首靱帯損傷などの方々のための靴があります。靴の内側と外側にプラスティック製の支柱(補強材)や形状記憶の鉄板が入っていて足首を固定し安定させ、ガクッとなるのを防ぎます。このタイプの靴はドイツ製がほとんどですが後発でスイスでも似たようなもの生産されています。こういった特殊なメーカーは買収されたりして販売元がよく変更になることがあるのですが、ドイツのアディダスでも販売していたことがあり、ずーっと前は日本でも手に入りましたが現在は売れないので扱っていないそうです。

シューテクニックでも受注発注というかたちでドイツから直輸入しています。サイズだけはサンプルで確認します。靴を履く時につま先が丸まってしまうことがある方にはつま先までビローンと開くタイプがありますが、紐靴デザインもあって最近のは結構かっこいいです。ジーンズを履いてしまえばハイカットでも普通のスニーカーのように見えます。

日本の場合、上記のような症状の方はプラスチックで作った装具をまず足にくっ付けてから靴を履いています。当然、装具を付けた足の靴のサイズは付けてない方の足に比べて大きくなります。これは文化的な違いだと思いますが日本では室内で靴は必要ありませんし、足に強いトラブルがある方がおしゃれを追求することもあまり求められていないのかもしれません。ということでほとんどの方が介護用のフワフワの甲がチャックになっている靴を履いています。

シュタビルシューは足が左右に倒れるのを防ぐ事が出来るので装具を付けずに直接靴を履きます。そしてひざ下からつま先までを紐かマジックベルトで固定して終わりです。初めてこれを履く方はとてもびっくりして心配されます。「本当にこれで大丈夫ですか?」と不安そうです。そして歩いてみてびっくり「うん。大丈夫。問題なく歩ける。」という感じです。感動して泣いてしまったお客様もいらっしゃいました。笑

購入された後によくあるのがお客様が通っている病院の脳外科の先生や理学療法士の方からこの靴のカタログを依頼されることです。カタログは全てドイツ語ですが「医療関係者だしドイツ語読めるだろうな。」と思ってそのまま送っていたのですが先日メールが来て「これイジメですかぁ。翻訳してください。笑」とあったので現在職人が20ページぐらい翻訳してます。

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franchesca
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自己紹介:
ドイツ国家資格整形靴職人の靴店で働く
双子のワークマム。最近は忙しくバテ気味。
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